はじめに
今回も時間術に関する本を読んだ。
本書籍では仕事の生産性を上げる様々な方法について解説されている。
繰り返し読みたい1冊。
概要
本の内容は著者のエピソードが半分、時間術と自己啓発のような内容が半分ずつという内容になっていた。
ロケットスタート仕事術は、最初の2割の期間で8割の仕事を終わらせて、残りの期間は流しで仕事をしようというもの。
10日かかる作業なら2日の間に全力で8割終わらせて、残りの8日はブラッシュアップや細々とした他の仕事を行うというもの。
ロケットスタート仕事術の対極にあるのがラストスパート指向で、筆者はこのやり方を否定している。
なぜなら締め切り直前の仕事というのは、効率が大幅に低下するため。
その理由の一つに、締め切りを破ってしまったら上司に怒られるなどの嫌なイメージがノイズになって仕事に集中できないため。
心理的に追い詰められている状況で、地に足をつけて仕事はできない。
また、締め切り当日がゴールだと思い、ラストスパートをかける人は、
最後の方になって不足していた部分に気づいて慌てることになることも考えられる。
その他参考になった部分:
・ロケットスタート時間術の本質は余裕を持つこと。
・見積もりは手を動かしながらやる。
・言葉でうまく説明できないならプロトタイプを作ってみる。
・マルチタスクはNG。
・納期は絶対に守る。