たらむblog

アウトプット用。

「努力2.0」を読んだ。

はじめに

本書籍はプロゲーマーのときど氏が日々実践する「努力のやり方」をまとめたものである。
ときど氏はプロゲーマーになってから順風満帆な日々を送っていたが、あるとき全くと言っていいほど勝てない時期を経験したという。
その時期を乗り越えるため、今までの努力の仕方(努力1.0)を見直したのが「努力2.0」だという。
本書籍は格闘ゲームだけじゃなく、仕事にも人生にも役立つノウハウが記載されている。 その中でも私が特に参考になったものを備忘録として残す。

・負け試合には全てが詰まっている。

負けに不思議の負けなしという言葉の通り、負ける原因は可視化されている部分が必ずあるという。
負け試合を見返すとき大事なのは、最初の段階は「質より量」とのこと。
膨大な試合を次から次へと見返すことで、「また同じようなことをしているな」という
悪い癖やあからさまにはわからなかったミスに気付けるという。

・本番は本番に慣れる練習

本番には練習だけでは味えないプレッシャーがある。 本番慣れしてないことで失敗したとしても、正面からそれを受け止め経験することで、少しずつこなせるようになっていく。
普段の練習とは異なる場に立つからこその学びがあるという。

情報を共有することは自分にも相手にもメリットがある。

どんな天才でもたった一人で思いつけるアイディアの数には限界がある。 いろんな人との情報共有は、「普通はこうだよな」という思考の枠を取り払ってくれる。

・少し背伸びした環境を選ぶ

まずは集団の中で誰でもできることをきちんとできるようになる。これで60点。 そこから少しずつ75点から80点(上位20%くらい)を目指して達成したら次のレベルの環境に移る。 新しい環境では平均以下の存在からやり 直すことになるが、 再びその新しい環境での平均レベルを目指す。これを繰り返すことでより成長できるという。

おわりに

ときど氏の自伝として読んでも面白い本だった。
自分も対戦ゲーム(スマブラ)をやってるので インプット→アウトプット→フィードバックのサイクルを素早く回して勝率を高めたい。